カメラ初心者が書く、カメラ初心者のためのまとめ

カメラを始めた当初につまずいた点を分かりやすく解説します。

カメラ初心者が、本気でシャッタースピードを解説してみた。

苦手意識を覚えやすい、シャッタースピード・・・
でも、理解してしまえば簡単なことでした!
 

シャッタースピード

シャッタースピードは、その名の通りシャッターを切るスピードのこと。
擬態語で表すと、シャッタースピード
 速い:パシャッ!(なんなら、パ!! ぐらいです笑)
 遅い:パ〜〜〜〜シャッ!
 
 
シャッタースピードを理解できると、こんな感じの写真が撮れます😃
 

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1枚目の写真でいうと、水の流れが絹の糸のように繊細に撮ることができます!
2枚目の写真は、かなり速いスピードで飛んでいく鳥の姿をピタリと止めることができてます!
 
まずは以下の通りで写真を撮ってみてください📷
 

 

1.カメラの設定をS(シャッタースピード優先)にします。

 (下の写真のAにのところにSを持ってきます)

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2.シャッタースピードを決めます。

 ピタッと時を止めて一瞬を切り取る場合は、数字を大きくする

 光が(水が)流れるような写真を取りたければ、数字を小さくする

 


 

それでは、シャッタースピードを解説!

 簡単にいうと、シャッターがカシャっとなるまでの時間のことです。
 と言われても、なるほどね!っと理解できる人は少ないと思います。
 少しだけ詳しく説明すると、シャッタースピードはシャッターを切るまでの時間のことで
 どれだけの間シャッターを開放するかを数値化したものです。
 ※1000分の1や、4分の1など細かく設定できます。
 
 
☑︎シャッタースピード速いと?
 母数(1000分の1の1000の方)が大きい方が、シャッタースピードは速くなります。
 シャッタースピードが速ければ速いほど、一瞬を切り取ることができます。(2枚目の鳥の方みたいな感じ!)
 一瞬を切り取ることはできますが、光を取り入れる時間が短くなるので、暗い写真になってしまいます。
 

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素早く動く小さな魚でもこの通りです!
 
 
☑︎シャッタースピード遅いと?
 逆に、母数が小さければ、シャッタースピードは遅くなるため流れるような写真を撮ることができます
 シャッターを開放している時間が長いので、光を多く取り込み明るい写真になります。
 明るいというより、明るすぎる写真になりがちです!
 また、シャッターを開けている間に少しでも動いてしまうと、ブレた写真になってしまいます。
 できれば三脚を使っての撮影がオススメです📝
 

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(Cannon公式サイトより)
 
夜に、車の軌道を撮るとこんな幻想的な写真を撮ることもできます!
 
 
以下に、シャッタースピードを変えることでの影響についてまとめましたので
参考にしていただければと思います。
 
 
  静止度 光量 ブレ
シャッタースピードが速い ピタッと止まる 少ない ブレにくい
シャッタースピードが遅い 流れる 多い ブレやすい

 

 

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(CANON公式サイトより)

 

 

Sモードとは

 冒頭に説明した、Sモード(シャッタースピード優先)というのは、

 シャッタースピードは撮影者が決めるから、その他のとこはカメラ側で上手いことやっといて!

 というモードです。

 

まとめ

 

 ・流れるような写真を撮る場合は、シャッタースピードを遅くしよう!

  ⇨数字が小さい方が、シャッタースピードは遅くなる。

  ⇨明るさ、手ぶれには注意しよう。

 

 ・動くものをピタッと止めて写真を撮る場合は、シャッタースピードを速くしよう!

  ⇨数字が大きい方が、シャッタースピードは速くなる。

  ⇨暗さには注意しよう。

 

おまけ

 シャッタースピードには、B(BULB)撮影とT(TIME)撮影というのがあります。

 

 ・BULB撮影というのは、シャッターボタンを押している間だけ

  シャッターが開放され、シャッターボタンを放すとシャッターが閉じます。

 

 ・TIME撮影というのは、1/2秒~最長30秒程度までで予め設定し、

  シャッターを押すと自動的に設定した時間だけシャッターの開放を行います。

 

 

シャッタースピードを理解できると、光が流れるような写真や、人間の目には捉えられない
一瞬の世界を切り取ることができます👀
どんな写真を撮りたいのかをイメージして、シャッタースピードを設定することが大事ですね!

超簡単・F値を理解して、きれいなボケを作り出そう

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紅葉

 

インスタ映えする写真と言えば、ボケがしっかりと効いた写真ですよね。

それでは、ボケを作る解説を説明していきたいと思います!

とは言っても、ボケを作るのは超簡単です。まずは以下の通りで写真を撮ってみてください📷

 


1.カメラの設定をA(絞り優先)にします。

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2.F値(絞り値)をできるだけ小さい数値に設定します。

 F4.0とか液晶に出ていたらその数値です!

 ※機種によって方法が異なるので、説明書等を参考にしてみてください!

 (大抵のカメラでは、上部のくるくる回せる部分を回すと調整できると思います)

3.できるだけ望遠で、ピントを合わせます。

 ※望遠は、基本的にレンズをひねるとできます。


 

いかがでしょうか? 写真がボケたかなと思います。

上手くボケてくれないよという方は、以下を確認してみてください!

 

確認事項1.後ろに何も(空間)ない場所で撮っていませんか?

  ⇨被写体(撮ろうとする物)と、後ろの空間と距離がないとボケません。

確認事項2.暗過ぎる、明るすぎる場所で撮影していませんか?

  ⇨暗い場所で撮影すると、上手くボケない可能性があります。

  ⇨明るすぎる場所(太陽に向いている)だと、上手く撮影ができないです。

 

それでは、なぜボケるのかを簡単に説明します。

 説明するためには、F値を理解する必要があります。

 F値は、絞り値のことでレンズをどれだけ絞って撮影するかを数値化したものです。

 

 僕はよく、レンズのことを目で例えるのですが、

 絞る=目をぎゅっと細める。 (遠くの物がくっきり見える・暗い)

 開放=目を大きく開ける。 (見ているものだけがくっきり見える・明るい)

 実際に、試してもらうとわかると思います!

 

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F値

 ・F値を大きくする(上図の左側)とレンズを絞るので、

  隅々までくっきりとした写真が撮れます。

  その代わり、全体的に暗い写真になってしまいます。

 

 ・F値を小さくする(上図の右側)とレンズを開放するので、ボケた写真が撮れます。

  また、開放するので明るい写真になります。

 

 

☑︎風景・集合写真を撮る場合は、F値を大きくして撮ろう。

 

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 風景などは、隅々までくっきりとした写真を撮ることが多いと思うので

 F値は、F8.0前後がオススメです😃

 ※暗い場所では、F値を大きくして撮ることは難しいので注意が必要です!

  (シャッタースピードISO感度を調整すると撮れます。⇨ 別記事参照!)

 

 

☑︎物・人物を撮る場合は、F値を小さくして被写体を強調して撮ろう。

 

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 物や人物は、周りの風景よりも被写体を強調して撮りたいので、

 F値は、F2.8~F8.0ぐらいで撮るのがオススメです😃

 実際のボケ感は、撮りながら調整したらいいと思います。

 ※晴れた野外などでF値を小さくして撮ると、真っ白の写真になる可能性があります。

  (シャッタースピードISO感度を調整すると撮れます。⇨ 別記事参照!)

 

 

Aモードとは

 冒頭に説明した、Aモード(絞り優先)というのは、

 F値は撮影者が決めるから、その他のとこはカメラ側で上手いことやっといて!

 というモードです笑

 「その他のとこ」というのが、シャッタースピードや露出のことなんですが、

 こちらはまた別記事で説明することにします!

 

 

まとめ

 ・ボケを操作したければ、Aモードで撮ろう。

  ⇨Aモードは、絞り優先なので好きなF値で撮影できる。

 

 ・ボケ感の強い写真を撮りたければ、F値を小さくしよう。

  ⇨小さくすると、レンズが開放されて明るい写真になります。

 

 ・隅々までくっきりしたい写真が撮りたければ、F値を大きくしよう。

  ⇨大きくすると、レンズが絞られて暗い写真になります。

 

 

F値を理解して、ボケ感のある映え写真をたくさん撮っていきましょう!

たくさん撮ってみることで、これぐらいのボケ感ならF値これぐらいで撮ればいいかな!

というのが感覚的にわかってくると思います☀

そこまで出来れば、もうあなたはボケマスターです笑

 

 

 

 

 

カメラを買ったら必要なもの・便利なものまとめ

カメラは決まったけど、その他何を買えばいいんだ〜
なんかSDカードとか、保護フィルムとか要るんじゃないの?
と思っているそこのあなた!

 

そうです、カメラ本体以外にも必要なものはあります。

 

僕自身が、カメラを買ったときに一緒に買った必須のアイテムから

あったら便利なものを紹介していこうと思います。

 

ざっと、揃えるべきものは以下の通り。

 

必要なもの 必須度
 レンズ  ★★★★★
 SDカード  ★★★★★
 液晶保護フィルム  ★★★★
 メンテナンス用品  ★★★★
 三脚  ★★★
 防湿ボックス
 ★★★


とりあえず、その他にもあった方が便利なもの等はありますが
それらを揃えだすとキリがないので、最低限にとどめておきます😃

それでは、1つずつ説明していきます!

レンズ


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 カメラを購入するときに、レンズキットと書かれて販売されている
 ものが一般的かなと思います。
 レンズキットは、汎用性の高いレンズが本体と一緒に付いてますよってことです。
 レンズキットを購入された方は、レンズがありますので特に不要です!

 もし、本体だけを購入された方は、標準ズームレンズを一緒に購入してください。
 最初は、とりあえず1つ持っておけば十分だと思います☀
 ※標準ズームレンスは、レンズキットに付いてるノーマルレンズのことです!

 どれかわかんないという方は、下のリンクに12-50mmと書かれている部分が
 12〜100mmの間ぐらいが一般的に標準レンズと呼ばれているので
 そこを参考にしてみてください。


SDカード


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 撮った写真を保存するためのカードです!
 規格や、記録スピードなどもありますが、とりあえず以下のもので問題ないです。

 容量は、32GBか64GBで十分です。
 動画を撮られる方は、64GBをお勧めします😃

 [32GB]

 [64GB]


液晶保護フィルム


 液晶の付いているカメラを購入された方は、出来れば保護フィルムを
 貼っておくことをお勧めします!

 いつこすったり・落としたりするかわかりませんから!

 購入された機種に応じてフィルムを貼ってください📷
 それほど高いものでもないので、ケチらず貼っておきましょう。



メンテナンス用品


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 これは、持っておいた方がいいですが、正直それほど使いません
 カメラ愛好家の方に言ったら怒られるかもしれませんが、メンテナンスを
 こまめにする必要性をまだ感じられていません。

 メンテナンス用品にも良し悪しがありますが、とりあえず最初は以下の
 ようなものを余裕があれば買ってみてください👀


 取り合えず必要なものがセットになっててお安いです!
 メーカーも安心のHAKUBAが出しているものなので、信用して大丈夫です。


三脚


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 これは、何を今後撮りたいかによります。
 例えば、風景・動物・夜景なものを撮りたい方は是非持っておいた方がいいと思います。

 カメラを買うときに一緒に買うべきかと聞かれると、そこまででもないので
 撮りたいものが決まってからでいいかなと思います😃

 三脚にも、カーボン製とか、アルミ製とか水平器付き、足の出し方など
 いろいろとこだわるポイントがあるのですが、とりあえず最初はこれで十分かなと思います。


 初心者には十分過ぎる機能を備えてて、格安のかなりお勧めの商品です!
 Velbonは有名なメーカーなので安心です。


防湿庫


 カメラやレンズを湿気から守るためのボックスです。
 透明なボックスにシリカゲル(除湿剤)を入れてるだけなんですけどね!

 折角、大金をはたいて購入したわけなので、カビなどでダメにしてしまわないよう
 しっかりと対策をしておきましょう😃

 防湿庫は、それほど高価なものではないので一緒に購入しておくことをお勧めします!



以上、いろいろなものを紹介してきましたが、
カメラのアクセサリーは必須のものばかりではありません。
ですが、いい写真を撮るために必要なものはこれからも色々とでてきます。

必要に応じて、買い足していきましょう!
気になること等あれば、コメントなどでいただければと思います☀